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2011.08
バイク再生物語 Vol.11 

1981年、アメリカのエディ-・ローソンが「スーパーバイクレース」で チャンピオンになった。
その時乗車していたのが『Kawasaki Z1000R1』。
この偉業を記念して造られたのが『エディー・ローソンレプリカ』で、 世界でわずか900台の希少車種。今回持ち込まれたのが、そのうちの1台で、 新潟からGPクラフトへと運ばれた来た。
オーナーのご要望はたった一つ、「オリジナルに完璧に戻してほしい!」
さあ、今回もGPクラフトの未踏の世界への挑戦が始まった!

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  • 持込まれた
    状態
  • フレーム
    点検測定
  • エンジン分解

  • エンジン関係
    ボルト類
  • 車体関係
    ボルト類
  • エンジン
    車体パーツ塗装
  • エンジン
    組付け
  • 車体組付け

  • 車体完成

「120kmしかスピードが出ない」とお客様が嘆いていた。

フレームはかなり曲がりがひどく、修正には時間がかかりました。

ガセットがひしゃげていたので切断し3ピースで制作し溶接しました。

修正後

修正後

修正後

エンジンが75才の老人に見える。

ピストンクリアランスが大きい。

オイルポンプは交換、クラッチハウジングも交換。

クランクシャフトの振れが大きいため、芯出し、バランスを行う。

過去に何があったのか、カバー装着面及びクランクシャフト受け側面が、ガリガリに削れている。

オイル漏れの原因にもなるのでデブコンで面取り修正しました。

再メッキ加工前

再メッキの完成

再メッキ加工前

再メッキの完成

再メッキ加工前

再メッキ完成

再メッキ完成

再メッキ加工前

再メッキ完成

上部、修整面研

ヘッド面研。ゆがみ大、0

カムカバーちぢみペイント。

液体リムーバーに漬け込み旧塗装を剥離。

液体リムーバーに漬け込み旧塗装を剥離。

キャリパーサポート等はパウダーコーティング仕上げ。

20才の青年に蘇ったエンジン。

すべてパウダーペイント処理。

ボトムケース、ヘッドライトステー、キャリパステー、トップブリッジは半つやペイント。他はすべてつや有ペイント。

クラッチカバーにお決まりのカワサキロゴにゴールドペイントを施す。

ステッププレートコーションはリプロです。

ラインはあえてペイントでは無く、ステッカー処理。

チェーンケースコーションは注文中です。


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