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2021.11
バイク再生物語 Vol.29 

父から息子へ SUZUKI GS1100e
1980年前後 SUZUKIが海外向けに製造販売した大型バイク。
オーナー(再生依頼者)がアメリカ留学をしていた当時、現地で購入し愛用していた。
帰国の折りにバイクを持ち帰り、15年前に一度再生を行った。

医学者として活躍するオーナーは多忙で、ここ10年は〝雨ざらし〟で放置してしまった。
一見キレイな状態に見えるが、至る所にサビと腐食、そして汚れがびっしり!
すべてを分解した後に、各パーツをこのサビから開放するのが超難作業。
再び蘇った〝40年前の青春のバイク〟はオーナーの息子さんに引き継がれていく。

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  •  入 庫 時 状 態 
  •  車 体 完 成 

入庫時(2021/10)一見すると〝キレイ〟に見える

エンジン周りはもちろん、スチールステンレス部まで、サビと腐食に犯されている。

地道な、極めて細かな手仕事が待っている。

約1年の時間をかけて「40年前の青春のバイク」は、もう一度その輝きを取り戻した!

エンジンまわりから細部をご覧あれ。まったく新しいバイクの誕生。

これがGPの誇る〝底力〟だ!

重箱の隅をつつくように、細部までじっくりご覧あれ!


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